新規Cell Based Assay ワーキンググループ研究会 (NEW CBA-WG)
発足趣意書
2021年4月からCell-Based Assay ワークショップ(CBA-WS)を立ち上げ,第1回は2021年5月10日、第2回は2021年9月24日、第3回は2021年12月22日、第4回は2022年3月24日にリモート開催を致しました2022年度は第1回2022年7月4日~5日、第2回2023年3月3日~4日、いずれも喜連川温泉亀の井ホテル喜連川でリアルでの開催を致しました。従来からディ・スリー研究所研開催の研究会は単なる知識の習得や情報収集のための会ではなく、大御所の先生方から研究哲学を学ぶ場であり、研究者間の字術・技術交流など実践的に役に立つ知見の修得が目的です。特に細胞を扱う研究者にとっては同じ志を持つ研究者間の議論は欠かせません。細胞の取得・輸送・プレカルチャー・アッセイへと繋がる評価への流れをベンダーとクライアントで議論する場が必要です。
三井化学(株)が開発した高酸素透過性培養プレート(InoCell)は培養底面から直接細胞に酸素を供給できる画期的な培養プレートで、従来の培養方法とは異なる方法の開発が重要な課題となっております。さらに、今回はコラーゲンビトリゲル膜インサート培養容器(関東化学(株))とInnoCell膜を融合した長期期間培養可能な培養容器の開発を目指しており、特にinvitro胆汁排泄評価系の確立も目標の1つになっております。この試験系は3週間の長期培養が可能で、安全性試験の使用にも期待されます。かかる状況下で、それぞれの研究者が別々にハンドリングするのではなく、各細胞(PXB細胞、ヒト凍結肝細胞、HepaRG細胞など)に適合した培養方法を確立する必要があります。そこで2023年からはCBAワーキンググループを発展的に解消して、今年度からNew CBAワーキンググループ研究会(NCBAWG)として、新たな創薬アプローチを創出する研究会を立ち上げました。したがって、参加する方は原則ワークする研究者として年3回の研究会に参加できる研究者と致します。
2023年5月
(資)ディ・スリー研究所
代表取締役所長 堀江 透
開催概要
【NCBAWG研究会の開催日程】
第1回 8月7日 リモート会議 第1回NCBAWGプログラム
第2回 12月15日~16日 喜連川温泉亀の井ホテル(当日参加費3万円)第2回NCBAWGプログラム
第3回 3月7日~8日 喜連川温泉亀の井ホテル(当日参加費3万円)
【参加資格】
1) InnoCell培養プレート(三井化学(株)およびAD-MEDビトリゲル培養器(関東化学(株)をハンドリングする予定のある研究者
2) 新規培養器の評価に興味を持ち、大学との共同研究を模索したい研究者
3) 新規培養器を用いて自社化合物(開発中止化合物、医薬候補化合物など)を検証できる研究者
【参加申し込み】
d3jimu@d3researchlabo.com
【NCBAWG関連ファイルのダウンロード】
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